リンパ節炎とはリンパ節に炎症を起こした状態です。頸部(首の付け根)や腋窩(脇の下)などのリンパ節がある場所に炎症が発生し、腫れて痛みや発熱を伴うのが特徴です。
リンパ節炎には急性のものと慢性のものがあります。
【リンパ節炎の原因】
リンパ節炎の原因の多くは細菌に感染して起こるもので、侵入してきた細菌を攻撃する為にリンパ球の活動が活発になりリンパ節が肥大し炎症を起こすものです。他にもウイルス性のものや鼻や咽喉の炎症が拡大して起こるもの、結核や梅毒、川崎病、トキソプラズマ、サルコイドーシス、また稀に原因が特定できない原因不明のものもあります。sponsored link
【リンパ節炎の症状】
リンパ節炎の症状は、炎症を起こしているリンパ節の腫れ、痛み、発熱などが代表的です。炎症が進行して皮膚にまで及ぶと、発赤や化膿を伴うこともあります。急性の場合はこれらの症状が急性的に現れ、症状は比較的強く現れます。慢性の場合は弱い刺激が慢性的に現れます。
【リンパ節炎の治療】
リンパ節炎の治療は、腫れが小さく発熱が弱い場合には基本的に自然に治癒します。腫れている患部を冷やし安静にすることが重要です。傷などがある場合は抗生物質を服用します。化膿している場合は、切開して膿を除去することも必要となります。このページを見た方は次のページもよく閲覧されています。次のページでは首筋が痛い時の原因の一つ、肺炎や扁桃炎や胸郭出口症候群について詳しく説明しています。
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